一般及び会員から寄せられた質問に対する普及会本部の回答文書の内容は
以下の通りです。お役に立てば幸いです。
ただし、回答文書(H22.4.15現在)の関係上、「※注:」により、変更事項を添えております。
1-Q 車椅子レクダンスとは、どんなダンスですか?
1ーA 車椅子を活用して踊るダンスで、社交ダンスやフォークダンスの音楽以外の、懐メロや最近 の曲に自由な振り付けをして踊るダンスで、社交ダンスやフォークダンスに比べると制限の ないダンスです。
2-Q 車椅子フォークダンスとの違いは何ですか?
2-A フォークダンスは既に世界で踊られているダンスですので、その曲に対する踊り方のイメ-ジ が出来上がっています。だからあまり元のダンスの踊り方を変えるわけには行きませんが,
その点レクダンスはより自由に楽しい振付ができます。
3-Q 車椅子レクダンスの資格を確立する目的は何ですか?
3-A 普及会は,近く日本レクリエーション協会に種目団体として加盟します。それで種目に対す る明確な方針、並びに種目を普及していくための資格体系を確立する必要があります。車
椅子レクダンスは普及会が責任を持つわけですから、それを指導できる資格が無かったり 指導者がいなかったりすれば、種目団体とは言えず、他の団体が資格を制定してしまえば、
普及会の存在価値がなくなってしまいます。
※注:当普及会は、既に日本レクリエーション協会、福祉レクリエーション専門の種目団 体に登録(H22年度)されました。
4-Q 車椅子レクダンスインストラクターの資格は、いつからスタートですか?
4-A 平成22年5月22日(土)の全国総会前に実施する新曲発表会(兼養成講座)から始まります その後は各地で行う新曲講習会(兼養成講座)で行います。
※注:平成22年5月から予定通り始まりました。
5-Q どうすればこの資格がとれますか?
5-A いずれかの新曲発表会・講習会(兼養成講座)を受講して下さい。今年は初めてであり、か なりの人が普段からレクダンスをやっているという状況がありますので、今年に限り「兼養 成講座」という形で、時間も短く、省略した形で資格を付与していきます。ですから希望者は 新曲発表会(兼養成講座)を受講する時に事前に氏名を届け出、当日受付で受講料を納め て下さい。
※注:「今年に限りとは」、平成22年度のことです。
6-Q 資格をとるための費用はどうなりますか?
6-A 他のこれまでの養成講座と同じく3,000円です。ただし今後は、他のこれまでの養成講座も全 て、3,000円の内の1,000円は支部活動費(初めての人は入会金)として支部に残し2,000円 を本部に振り込むことになります。これまで3,000円を教材費として振り込ん社交ダンス(級・ 中級)も、全て同じ扱いになります。
7-Q 車椅子レクダンスの教材はありますか?またそれはいつもらえますか?
7-A まだありません。これまで撮影した映像並びに5月22日の新曲発表会と並行して撮影する 映像を使用して製作します。だから完成は6月下旬頃の予定です。完成したら、養成講座を 受講した人に、本部から送付します。
8-Q 会員は誰もがこの資格を取らなければいけないのですか?
8-A そんなことはありません。フォークダンスや社交ダンスと同じく、資格を取りたい人だけがと れば結構です。
9-Q この資格を取ると、どういうことがありますか?
9-A 他の資格と同じで、資格を持っているからといって、特別なことはありません。これまでも資 格を確立しないで車椅子レクダンスを踊ってきたわけですから、資格をもっていなければ踊 れないということではありません。ただし、過度期を過ぎれば、それぞれの種目はそれぞれ のインストラクターがいて、種目に合った指導をすることになります。過度期とは2~3年を考 えています。
また将来は、日本レクリエーション協会との資格共有などの可能性もでてきます。
10ーQ この資格を取らないことが、何かに影響しますか?
10ーA 一般の人は特に影響ありません。ただし、現在上級指導員を持っている人及び将来目指す 人は、必ず必要となります。上級指導員は現在全国で9名と少なく、条件も厳しいのですが、 将来は少なくとも各都道府県に1名以上、全国で100名近い上級指導員を養成しょうと思っ ていますので、各県内で広く指導に当たりたいと思っている人は最初から養成講座を受けて 資格を取っておいて下さい。また支部内に誰も資格を持っていない場合は、養成講座を自支 部で開催することはできません。
11ーQ 今後、音楽著作権との関係はどうなりますか?
11ーA 普及会の活動を行う場合、施設等に行って踊る時にどんなCDなどを使っても、そのことで 収益を得ることがなければ、著作権が問題になることはありません。特にこれまでの社交ダ
ンスとフォークダンスの音楽は、一般的に誰が作曲したのか不明な曲が多く、歌詞も入って いませんので、あまり問題になりませんでした。自分でCDを購入して使用する分には何ら
問題ありません。
しかしながらレクダンスは最近の曲もあり、懐メロもほとんどの曲に著作権があります。それ で車椅子レクダンスの教材は、ジャスラックが管理する音曲の数を3曲に限定し、その3曲も
市販のCDを使用すると使用料が非常に高くなるので、音源をパソコンで作成してもらい、歌 も別人に歌ってもらいました。また他の2曲は管理外の音曲並びに支部で自主作成され曲を 使用しました。
歌詞及びメロディーの使用料は高くかかりますが、最小限の使用料で納まっています。
12-Q 現在、普及会の商標登録はどうなっていますか?
12-A 車椅子社交ダンス、車椅子フォークダンス、車椅子レクダンスの3種類です。登録から10年
経過しましたら、次回も更新の予定ですが、他の団体の絡みから、社交ダンス(ボールルー ムダンス連盟)とフォークダンス(フォークダンス連盟)は更新できない可能性もあります。
車椅子レクダンスは、特に種目団体になれば確実に更新されます。
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